経営者として考える「過労」について

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僕もこの件について考える中でこんな記事に目がとまりました。

電通社員を自殺にまで追い込んだ真の要因は、「過労」それ自体ではない
http://www.outward-matrix.com/entry/2016/10/08/113552

僕が思うに、まずこちらの記事の通り「過労」の真の要因が長時間労働による問題ではないということ。

そして美容師が長時間労働を問題定義にしてしまったら ダメになってしまうということ。

それは日々の練習や定期的な会議は、技術力や接客力、営業力、経営能力を上げるためにも自分自身への先行投資として必要ではないですか?

もちろん、実りある練習、実りある会議が前提ですが。

自社も練習や会議の時間を入れると大変な残業時間になります。

ただ僕もだからと言ってスタッフに過酷な労働環境を強要したいわけではありません。
うちには40歳を過ぎているスタッフも居ます。
個々の状況に合わせて15時出勤や、朝から17時まで勤務のスタッフが居たりします。
アシスタントも週一回は15時出勤を取り入れ、営業時間内に練習の時間を設けたりなど、一昔前の『いわゆる美容師の働き方』の概念を変えています。

では、会社全体として総合的に見てはどうなのか?

僕もフリーランスの働き方は憧れます。
自分一人ならそれもいいでしょう。

でも家族がいる人は特に将来が心配になりませんか?

僕は現在経営者になりましたが、以前は会社に所属していました。それは怪我をした時、病気になった時のリスクを考えたからです。

僕が経営者としてスタッフに与えられる事は根本的な働くベースを整えるという事。
自社は健康保険を美容国保ではなく社会保険にし、そして年金は国民年金ではなく厚生年金を取り入れています。

今働いているスタッフが出産をし、現在も復帰し働き続けてくれているのは、会社が「育児休業できます」だけではなく「育児休業手当金や出産手当金で2〜300万支給できます」というのも理由の一つだと思います。
もしも病気で1ヶ月休むことになっても傷病手当金で給与の3分の2が支給されます。

それも全て会社が手続きをして初めて成立します。

ただ、世間一般的に当たり前の健康保険や福利厚生に関して、店長やマネージャークラスの人材でさえ全く内容を知りませんでした。
そう、これが美容業界の現状であり実態です。そしてこれからの世代が求める安心して働ける環境の肝だと思います。

僕は会社を大きくするにあたって
「10人に1人がうまくいく」ではなく、「10人に9人がうまくいく」ようにシステムを作っています。
ただし目指すは100点ではなく80点です。

個々の都合を会社が汲み取り、それぞれにあった働き方の中で会社での役割を担い1人1人が成長していける環境が大切だと思います。

ほんの少し安心して寄りかかれる場所や人があるだけで生きていくモチベーションはとても高まると思います。

僕はそんな働き方を提供していきたいし、経営者として社員の将来や生活に責任を持っていきたいと常に思っています。

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