Recodeさんから取材を受けインタビュー記事が掲載されました。
ぜひ読んでください。
「RECODE | 美容の明日を考える」インタビュー企画 第18弾・Vol.4
RECODEでは「美容の明日を考える」というテーマで、様々なシーンで活躍される方にインタビューを行っています。今回はその第18弾として、創業3年にしてヘアサロンを7店舗展開。それだけでなく、マツエク7店舗、ネイル、リラクゼーション、エステを1店舗ずつ幅広く展開、急成長しているサロン、hair resort Ai代表古藤知裕氏(以下古藤さん)に、hair resort Aiで行われているサロン内の雰囲気を良くするための取り組みについてお伺いしました(4/7)
お店の雰囲気を変えた“ありがとうポイント”
インタビュアー:
以前アプリを利用して「ありがとうポイント」をやり取りしている、という記事を拝見しました。
とても興味深いと思ったのですが、こちらについてお聞かせいただけないでしょうか。
古藤さん:
そうですね。まず報告システムのようなものは大抵のサロンにあると思いますが、ウチにも元々そういうものがありました。
当時、150人程スタッフがいましたが、「あの人のこういうところが悪い」というマイナスの報告が何百件も来ていました。それを見てるとこちらのメンタルが参りそうになってしまって。
報告システムを導入した目的はそういうものじゃなく、「自分が練習していた時に◯◯さんが手伝ってくれました」という感じの報告を受けて、その手伝ってくれた子を僕が労るなど、そういうことをするためのものでした。
しかし、その逆のことが多くなってしまいましたね。悪い報告を受けて、僕が対処するいう。
インタビュアー:
ああ……。
古藤さん:
これは違うなと思い、色々な評価制度を調べていた時に「サンクスギフト」というものを見つけました。
詳しく見てみると、本当に人の良いところを探す内容になっていると思いまして、試しに導入してみることにしたんです。
可視化した“ありがとう”により、違う視点を持つことができる
インタビュアー:
なるほど。導入して具体的に感じたことなどはありますか?
古藤さん:
「この子とあの子はこういう関係で、こういうことをしてありがとうコインを送っている」ということを見るだけでも、僕のストレスは大分減りました。
これは良いと思い本格的に導入することにしましたね。
インタビュアー:
導入されたことにより、お店の雰囲気などは変わりましたか?
古藤さん:
スタッフからも「なんかちょっと店の雰囲気良くなりましたよね」と声をかけられるなど、明らかに空気は良くなりましたし、僕自身も今まで気づかなかったスタッフ達の姿に気づけるようになりました。
例えば、今までそういう子ではないと思っていた子が色んな子にコインを送っていて、実際色んなところで感謝をするようになるなど、そういった感じです。
それで、僕としても今までよりももっとスタッフ達のことを大事に思えるようになってきて。要はこっちとしてもスタッフのことを好きな方が、もっとスタッフのこと考えられるじゃないですか。
反対に、そういう環境が無く、顔が見えなかったり、皆が考えていることが見えなければ、自分勝手に走ってしまうこともあると思うので、経営の方針を決める上でも、皆の為にもっと何かできないかという視点を持つという意味でも、サンクスギフトって良いなと思っています。
インタビュアー:
経営者とスタッフ両方にとってメリットがあるということですね。
古藤さん:
そうです。ウチではそのコインが有給やディズニーランドのペアチケットなど、そういうのに換えることができるようにしています。
一番低い点数であれば、500ポイントで店長、マネージャーと美味しいごはんを食べられるクーポンです。不思議なことに、まだ誰も使っておりませんが。(笑)
インタビュアー:
(笑)
それでは次回、古藤さんが採用に関して取り組まれていることについて聞いていきたいと思います。
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