効率良く再来率を上げるには?

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パレートの法則、または 2・8の法則って皆さんはご存知でしょうか?

イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した法則です。

経済において、全体の数値を作る大部分を、全体のごく一部が生み出しているという理論。

 

これは世の中のすべてに当てはまるといわれています。

例えば

『交通量の8割は道路の2割に集中している』

『じゅうたんの擦り切れの8割は2割に集中している』

『全所得の8割は人口の2割である富裕層が持つ』

この地球上にいる2割のお金持ちの人が、この地球上の8割の資産を持っているということ。

すなわち、それがサロンだった場合、2割のVIPのお客様を大事にすれば、お店は成り立つということになります。

実際、自社でも当てはめて計算した結果、その割合になりました。

 

それに似た法則で、『働きアリの法則』といわれるものもあります。

2割の良く働くアリと、6割のそうでもないアリ、2割の全然働かないアリがいた場合、

2割の全然働かないアリだけを集めたらどうなると思いますか?

そうなった場合、全然働かないアリを集めたはずなのに、その中でまた、よく働くアリが2割・そうでもないアリが6割・全然働かないアリが2割に必ず分かれるのです。

 

再来に関しても同じで、2割は必ず来てくれる人、2割は絶対来ない人。

残りの6割がどっちでもいい人(また行ってもいいかな?行かなくてもいいかな?と決められない人)になります。

その6割の人にいかにまた足を運んでいただけるか(再来率)がカギになるわけです。

 

自社では再来率を高くするためのアイテムとして、カラーチケットの販売と、LINE@での前予約を大事にしています。

再来率が通常だと30%、お客様が増えたな・・・と感じるのは40%くらい。

それを、カラーチケットの販売とLINE@での前予約を徹底することで、最大で再来率50%の店舗までだすことができました。

50%ともなると、店舗自体もかなり忙しくなってきます。

 

再来率を意識することも大切ですが、先ほども書いたように、今いらっしゃるVIPのお客様を大切にすることも大事です。

店舗全体でVIPのお客様を把握し、朝礼でその日に来店されるお客様の確認をするよう、促しています。

店舗が増えるにつれて、PDCA【plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(確認)】のチェック・確認の部分まできちんと目が行き届かなくなってきてしまっているので、そのあたりが今後の課題となってくるのだと思います。

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